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号外1 2次試験解答の思考プロセス

やまです。

今日はほかの診断士関係ブログを読んでいて感じたことを紹介します。診断士受験502教室というところの記事からです。

この中で。北岡事務所の記事を紹介されているのですが、私も受験時代北岡先生のメルマガ「基礎からの財務コンサルタント」は大変参考になりました。

その中で特に印象的だったのが
「レストランで野菜炒めを頼んだらサラダが出てきた。コックに尋ねたら「サラダの方が美味しいからと答えた」

という内容の記事でした。

2次試験に置き換えると
野菜炒めを注文した人 = 出題者
コック        = 受験者
野菜炒め       = 出題者の期待する解答
サラダ        = 受験者の独りよがりの解答

非常に印象的なたとえ話でした。私自身も受験時代できる限り客観的に科学的にアプローチしなければと痛切に感じた記事でした。今はもうメルマガ書いておられないようですが(バックナンバーも非公開)『門外不出!中小企業診断士2次試験 必勝 獅子の巻』
というのを販売しているようですので興味ある方は買ってみてください。(私は買ってませんが。。)
# by migiudep | 2004-07-11 12:50

2次試験当日その五

やまです。

こうして2003年10月5日中小企業診断士二次試験(80分×4科目)は終わりました。

帰りの電車の中で受験仲間と試験問題について少し話しましたが、みんな長く辛かった診断士勉強に一区切りついたことを思ってか電車の中はしんみりした雰囲気で満ちていました。

その中で39歳のおじさんが受験機関主催の打ち上げも参加せず、「子供をだんじりに連れて行ってあげたい」からといって早足で帰って行きました。その後姿を見ながら、みんな本当にいろんなものを犠牲にして頑張ったんだなとじーんときてしまいました。

振り返れば一年前の八月から始めた勉強です。はじめのころは仕訳もわからないどシロウトでしたが、このころにはディスカウントキャッシュフロー法による企業価値の算定などという世界にまでたどり着きました。

勉強時間は平日二時間×4日、土日あわせて10時間くらいでしょうか。ただ本格的にこれくらいの時間勉強したのは一月に入ってからでトータルしても800時間くらいだと思います。

後述しますが私は一年しか勉強せずに済みましたが4年目で合格した人の話によるとトータル学習時間は3700時間にもなるそうです、、、、、。。

なにはともあれ無事に2次試験(筆記)の日を終えることができてほっと一息でした。

このブログを読んでいる方の中にはおそらく私と同じような気持ちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。頑張ってください。

つづく。。

追伸
前回読んでいる人がいるならメールくださいませと書いたところ沢山の方から「よんでいる」とのお声を頂きました。大変励みになりました。ありがとうございました。

これからも皆さんから「もっとこうゆうことについて教えてほしい」など、リクエストがあればお答えしていきたいと思いますのでどんどんメール下さい。
↓ ↓ ↓
yama5383@ybb.ne.jp
# by migiudep | 2004-07-10 21:51 | 合格体験記

2次試験当日その四

やまです。

4科目目:中小企業の実務に関する事例4 =財務に関する事例です。

診断士試験最難関と感じたのが最後の科目→財務です。

過去問を勉強してるときから思っていたのですが、診断士試験の財務は変化球がかかっていて、試験会場で臨機応変な対応が求められます。

しかも私の受験したこの年(2003年度)は原価計算が出題されました。
2001年から財務分析&キャッシュフロー+標準偏差などだったので今年は設備投資の経済性計算でNPV(Net Present Value)あたりかとこころづもりしていたのですが。。原価計算が出題されてたじたじでした。。。

問題にあった【どいういう原価計算をおこなえばよいか】という問いには【標準原価計算】と書きましたが、、解答は【個別原価計算】だったようです。

NPVの問題も何度も演習したにもかかわらず変化球問題に真意がつかめず落としてしまい試験中、あまりのわからなさに「落ちる」の3文字がよぎり冷や汗がダラダラでした。。。

財務分析の基本とご紹介すると
                            I--売上高計営業利益率
                I----売上高経常利益率                           -              I            -I--売上高総利益率
総資本対経常利益率---I
               I              I-流動資産回転率
               I---総資本回転率------
                             I-固定資産回転率


上(売上)の分岐が利益性の視点での指標で
下(回転率)の分岐が効率性の視点からみた指標です。
ここからさらに分解されていくのですが基本は上記のとおりです。

さらに詳しく知りたい方は
yama5383@ybb.ne.jp
までメールくださいませ。

そういえば、こうして3ヶ月にわたってこのブログを書いていて順調にアクセス数はふえているのですが、ほんとに読んでおられる方はいるのでしょうか?
おられるなら「読んでるよ」とだけでもいいのでメールいただければ筆者、至上の喜びです。


オススメ財務の本です.
# by migiudep | 2004-07-07 23:19 | 合格体験記

2次試験当日その三

やまです。 (最近いってませんけども中小企業診断士です)

3科目目:中小企業の実務に関する事例2 =生産に関する事例です。

オーダーメイド靴屋の事例でした。

最近この手のオーダーメイド系の産業は増える一方で事例的には旬なものだったと思います。 9月に受けたTACの模試でもTシャツ屋の事例を解いた経験があったので、少し安心しました。

与件に【顧客の細かい要求どおりに仕上げたのにもかかわらず、クレームがつく場合があった】という記載がありました。

そして問題に【重視すべきクレームの発生原因とその解決の方向性を示せ】というものがありました。

私は解答欄に【顧客にとって認知的不協和の状態であると考えられる。購入後のアフターサービスや品質の良さを訴求すべきである】
と書きました。


品質が完璧なのにクレームがつくならこれしかないと自信満々気味に書いたのですが、TAC TBCの解答速報どちらにもそんなことは書いてませんでした、、、、。。。。

そういえば生産管理といえばぜひ読んでおかれた方がいいと思うのが「ザ・ゴール」です。TOC理論といのがスラスラ頭に入ります。
後述しますが診断実習でもザ・ゴール3回も読みましたっていうひともおりました。

↓  ↓  ↓
ザ・ゴール


つづく
# by migiudep | 2004-07-05 22:29 | 合格体験記

2次試験当日その二

やまです。

2次試験当日

2科目目:中小企業の実務に関する事例2  = マーケティングに関する事例です。

イカ味煎餅屋についてでした。

問題文に【久助(製造過程で出てしまう煎餅のかけらなどの味に問題はないが形が不整形なもの)の自社工場での販売をどう判断するべきか?】という問題で

【売上原価低減策としては有効である。しかし自社の販売網と競合しない範囲で留めるべきである】と書いた。

この種の問題はどちらでも解答は考えられるので Yes but 方式で書いてみました。

この解答の書き方自体は受験校の解答と似てたので安心しました。。

つづく
# by migiudep | 2004-07-03 22:01 | 合格体験記